東村山市長が市議会初日に志村けんさん哀悼、名誉市民の称号授与などに前向き発言

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東村山市長が市議会初日に志村けんさん哀悼、名誉市民の称号授与などに前向き発言
志村けんさん【拡大】

 新型コロナウイルスによる肺炎のため3月29日に死去したタレント、志村けんさん(享年70)の故郷、東京・東村山市の6月定例議会が4日、開幕。渡部尚(わたなべ・たかし)市長(58)が所信表明演説で、志村さんへ哀悼の意をささげ、名誉市民の称号授与へ前向きな姿勢を表明した。 渡部市長は「当市の生んだお笑い界のスーパースター、志村けんさんのご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。市の公式HPに全国から2万2336件の追悼メッセージが寄せられ、それを文書にして先月20日、志村さんの兄、志村知之さんに贈ったことを明かした。 その席上で話したことを振り返り、「志村さんを市の名誉市民にという声やモニュメント(記念碑)を作ってほしいという声があることを伝えさせていただいた」と初めて公言。「東村山といえば志村さん、志村さんといえば東村山と言っても過言ではない。東村山音頭で当市を全国区に押し上げていただいた恩人です」と感謝した。 兄の知之さんは多くのメッセージに非常に喜んでいたそうで、渡部市長は名誉市民の称号贈与とモニュメント作成について「市としても最大限の敬意と謝意を表するべく、ご遺族や所属事務所のご意向を踏まえ、今後、検討させていただきます」と語った。 渡部市長はこの日、マスクをして透明アクリル板を前にまず、医療や教育、経済面の新型コロナ対策について熱弁。これまでの取り組みと今後について語り、「人との距離を保ちつつ、心をつなぐ町づくりに尽力したい」と誓った。新型コロナの恐ろしさを身を持って全国に教えてくれた志村さんとは生前、市の広報誌を通じて親交もあっただけに、感謝の思いは人一倍のようだ。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 東村山市長が市議会初日に志村けんさん哀悼、名誉市民の称号授与などに前向き発言