カニエ・ウェスト、フロイドさんの遺族らに多額の寄付

　米人気ラッパーのカニエ・ウェスト（４２）が、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官に暴行されて死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさん（享年４６）の遺族らに対し、２００万ドル（約２億１８００万円）を寄付したと４日（日本時間５日）、ＴＭＺ（電子版）が伝えた。　フロイドさんの死を受けて、米国内で人種差別抗議デモが広がる中、ウェストも故郷シカゴで学生らの抗議活動に参加。ＴＭＺのよるとウェストがフロイドさんの遺族に対して行った寄付の中には、フロイドさんの６歳の娘・ジアナさんの学費の援助も含まれているという。　　またウェストは今年２月に白人男性に射殺された元警察官アマド・オーブリーさん、３月に警官に射殺されたブレナ・テイラーさんの２人の黒人の犠牲者の家族らにも、彼らの訴訟費用をサポートするため寄付を行ったという。　さらにウェストの代理人はウェストが新型コロナウィルス感染拡大により危機的状況にある故郷シカゴ、ほか国内のいくつかの黒人経営のビジネスにも寄付を行ったことを認めた。