トランプ米大統領、黒人差別抗議 NFL選手と膝つきで舌戦

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トランプ米大統領、黒人差別抗議 NFL選手と膝つきで舌戦
 トランプ米大統領は5日、黒人差別への抗議として米プロフットボールNFLの試合で国歌斉唱と国旗掲揚時に片膝をつく行為を巡り、著名選手とツイッターなどで舌戦を繰り広げた。尊重するとした選手をトランプ氏が国旗の侮辱だと批判。選手が反論し応酬となった。 人種差別に抗議するために2016~17年にNFLで広まった膝つきは、黒人男性暴行死事件で白人警官が男性を拘束した際の姿勢に似ていることなどから、再び注目されている。 選手はセインツのQBブリーズ氏。当初、膝つきは国旗への敬意を欠くと反対を表明したが、チームメートらの批判を受け4日に謝罪した。これに対しトランプ氏は5日「ブリーズの大ファンだが、撤回すべきじゃなかった」と批判。「偉大な国旗に対する抗議はだめだ。膝つきは許さない!」と書き込んだ。 ブリーズ氏はトランプ氏宛ての声明を発表し「国旗を利用し、黒人社会が直面する問題からこれ以上目をそらしてはいけない」と訴えた。 膝つきを巡ってはNFLの試合で広まった際、トランプ氏が選手を激しく非難した経緯がある。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) トランプ米大統領、黒人差別抗議 NFL選手と膝つきで舌戦