吉村知事、元SMAPと対談「外に出ましょう、消費をしましょう、飲みましょう…」

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吉村知事、元SMAPと対談「外に出ましょう、消費をしましょう、飲みましょう…」
吉村洋文大阪府知事【拡大】

 元SMAPの稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)が7日、AbemaTVのレギュラー番組「7・2新しい別の窓」に出演。ゲストに大阪府の吉村洋文知事(44)を迎え、新型コロナウイルスの今後についてリモートで生対談した。 香取からこの日のスケジュールについて聞かれた吉村知事は「これから無観客ライブに行きます」と大阪出身のシンガーソングライター、矢井田瞳さんらが出演する大阪府文化芸術支援事業PRライブに駆け付けると述べ、「ライブハウスから感染者が出て、本当だったら風評被害もあるから、ライブハウスの皆さんは黙るのが普通なんですが、僕らはこれ以上広まったら困るし、社会の防衛のために名前を出してくださいとお願いしたら、『大阪のみなさんを守るためにやります』とライブハウスの皆さん、名前を出すことに承諾してくれた。あれがあったおかげで、大阪の初期の感染をかなり抑えることができた。そのライブハウスの皆さんが第一歩を踏み出そうというので、今日無観客ライブの裏方さんとしてやってくれている。ライブハウスの皆さんに僕ら助けられたし、僕らもライブハウスの皆さんを何とか助けたい」と語気を強めた。 さらに、緊急事態宣言が解除されて約2週間たった大阪府の現状について「消費のマインドというか、外に出ようという気持ちがなくなってきている。感染対策を取りながら、外に出ましょう、消費をしましょう、飲みましょう、食べましょう、人と会いましょう、僕は率先的に言っていきたい」と前向きに取り組む姿勢を表した。 続けて「7月末以降のイベントは感染症対策を取りながら積極的にやっていきたい」と話し、コロナ追跡システムを活用することを提言。「感染者ゼロは目指さない。感染者が出たときに、次のクラスターが出ないように囲い込んだり抑え込むことに力を入れていく。どんどん検査を行い、早く陽性者を見つけて、できるだけ広げないようにしていく。ゼロリスクを目指さないというのが僕の基本的な考え方」と力説。 また、感染者のピークが3月、4月に集中していたことに「実は3月末に感染のピークを終えてて、山を完全に抑えてた。兵庫と大阪の行き来を自粛してくださいと言っていたころに感染のピークって収まっていた可能性が非常に高いと僕は分析している。その時に、やってたことって何なんだろうと、きちんと分析することで、ひょっとしたら緊急事態宣言を出したり、休業要請をお願いしたこととは関係なく収まっていたんじゃないかっていうのが僕の見立て」と私見を述べた。 香取から「いま、一番やりたいことは?」と聞かれた吉村知事は「僕もずっと自粛をしていたので、毎日でも居酒屋へ行ったり、お好み焼きを食べに行ったり、感染症対策を取りながらどんどんやって、マインドを作っていきたい。香取さんもぜひ行ってください」と、率先して方向性を示す重要性を語った。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 吉村知事、元SMAPと対談「外に出ましょう、消費をしましょう、飲みましょう…」