藤井聡太七段、夢舞台へ 棋聖戦5番勝負始まる/将棋

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藤井聡太七段、夢舞台へ 棋聖戦5番勝負始まる/将棋
渡辺明棋聖(右)との棋聖戦第1局に臨む藤井聡太七段=8日午前、東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・桐山弘太)【拡大】

 将棋の最年少タイトル挑戦者、藤井聡太七段(17)と渡辺明棋聖(36)が対戦する第91期棋聖戦5番勝負の第1局は8日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。2016年10月のプロ入り後、数々の金字塔を打ち立てた高校生。憧れだったひのき舞台で、最強ともいわれるトップ棋士に挑む。 タイトル戦では通常、和服を着て対局するが、藤井七段は挑戦者になってから準備期間が少なかったせいか、マスク着用のスーツ姿で臨んだ。対局前、駒を並べ終えると静かに目を閉じて瞑想、集中力を高めていく。午前9時、先手番となった高校生プロは、初手に歩を突いて角道を開け、棋士として新たな第一歩を踏みだした。 藤井七段は1989年、屋敷伸之九段(48)が達成した17歳10カ月24日の最年少タイトル挑戦記録を4日更新。最も若いタイトル獲得は屋敷九段の18歳6カ月で、藤井七段が6~7月の5番勝負で渡辺棋聖に勝利すればこの記録も上回る。 渡辺棋聖とは昨年に1度対戦、その時は藤井七段が勝利を収めた。対局は持ち時間各4時間で、8日夜には終局する見込み。5番勝負で3勝を挙げた棋士に「棋聖」の称号が与えられる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 藤井聡太七段、夢舞台へ 棋聖戦5番勝負始まる/将棋