先勝の藤井七段、憧れの大舞台に喜び「勝ててほっとした」/将棋

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先勝の藤井七段、憧れの大舞台に喜び「勝ててほっとした」/将棋
渡辺明棋聖に勝利し、記者会見する藤井聡太七段=東京・千駄ケ谷の将棋会館(撮影・松本健吾)【拡大】

 将棋の最年少タイトル挑戦者、藤井聡太七段(17)と渡辺明棋聖(36)が対戦する第91期棋聖戦5番勝負の第1局は8日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、157手で先手の藤井七段が先勝した。17歳10カ月20日の挑戦新記録を樹立した藤井七段は、初戦を白星で飾った。 少年の頃から憧れだった将棋タイトル戦の舞台に、高校生プロが最年少で立った。8日、初陣で見事に勝利を挙げた藤井聡太七段は「一つ勝つことができてほっとした」と、やや緊張した面持ちで喜びを口にした。 プロ入りしてから常々、「タイトルの獲得」を目標にしてきた。新たな棋士人生の第一歩となる対局は午前9時に始まり、戦型は矢倉に。先手番の藤井七段は中盤以降、少しずつポイントを重ねて午後7時44分、強者に競り勝った。 相手の渡辺明棋聖は棋王、王将と合わせ、三つのタイトルを持つトップ棋士。藤井七段について聞かれると「次回以降に対策をして、生かしていければいい」と話した。第2局は今月28日。次局に向けて、藤井七段は「間があるので、しっかり準備して全力を尽くしたい」と気を引き締めた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 先勝の藤井七段、憧れの大舞台に喜び「勝ててほっとした」/将棋