ホンダ、サイバー攻撃被害 海外で生産停止も

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
ホンダ、サイバー攻撃被害 海外で生産停止も
 ホンダの社内ネットワークで8日、障害が発生し、国内工場から完成車の出荷を一時見合わせるなどの影響が出た。内部のサーバーがサイバー攻撃を受け、コンピューターウイルスが拡散されたという。復旧作業を進めているが、完了する時期のめどは立っていない。情報の流出は確認されていない。 海外では一部の生産システムにも影響が出て、北米では8日は四輪車工場など全拠点で生産を止め、9日も一部工場が稼働を停止。インドでは二輪車の工場が停止した。中国の生産には影響がなかった。 日本国内では8日午前9時ごろに障害が判明。出荷前の完成車に不具合がないかを調べる検査システムが使用できなくなり、出荷を一時見合わせた。検査システムは8日の夕方までに復旧し出荷を再開した。 生産や販売に影響は出ていない。社員らのパソコンの使用に制限をかけたため、9日は東京の本社や間接部門の社員らに有給休暇の取得を推奨していた。10日から通常の勤務に戻る予定という。 ホンダは2017年にも国内外の工場がサイバー攻撃を受け、一部の国内工場で生産を一時停止した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ホンダ、サイバー攻撃被害 海外で生産停止も