作編曲家の服部克久さんが死去、83歳 「新世界紀行」「ザ・ベストテン」テーマ曲など

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作編曲家の服部克久さんが死去、83歳 「新世界紀行」「ザ・ベストテン」テーマ曲など
服部克久さん=2017年9月撮影【拡大】

 テレビ草創期から番組を音楽で彩り、ヒット曲のアレンジなどを手掛けた作編曲家の服部克久(はっとり・かつひさ)さんが11日午前8時42分、心不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。東京都出身。 パリ国立高等音楽院に留学後、父で作曲家の服部良一さんと同じ大衆音楽の道へ。初仕事は1959年、ダークダックスが歌う日本民謡をフランス歌曲風に編曲した。80年には山口百恵さんの引退公演の音楽監督を務めた。谷村新司の「昴」、竹内まりやの「駅」など名曲の編曲を多数手掛けた。 作曲した代表作にTBS系ドキュメンタリー番組「新世界紀行」(87~92年)のテーマ曲「自由の大地」、「ザ・ベストテン」のテーマ曲など。自作を思い通りに編曲プロデュースするアルバム「音楽畑」シリーズはライフワークだった。 長男の隆之さんは作編曲家、孫の百音さんはバイオリニスト。昨年発売した「音楽畑22 The Final?」には3人で共作した代表曲「ル・ローヌ(河)」を収録した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 作編曲家の服部克久さんが死去、83歳 「新世界紀行」「ザ・ベストテン」テーマ曲など