服部さん訃報に悼む声…さだまさし「先生の言葉は僕の背骨に」

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服部さん訃報に悼む声…さだまさし「先生の言葉は僕の背骨に」
服部さんは昭和、平成、令和にわたって、多くの名曲を世に送り出した=2017年9月【拡大】

 フジテレビ系「ミュージックフェア」の音楽監修やTBS系「ザ・ベストテン」のテーマ曲を手掛けた作編曲家、服部克久(はっとり・かつひさ)さんが11日午前8時42分、心不全のため東京都内の病院で死去した。83歳だった。関係者によると、服部さんは体調を崩して入院していたが、突然の死で家族もショックを受けているという。背中を追って同じ道に進んだ偉大な父、服部良一さんの眠る天国へと旅立った。シンガー・ソングライター、さだまさし(68)「(1975年発表の)グレープ時代の楽曲『交響楽』の編曲を無理を言ってお願いして以来、家族ぐるみでお付き合いいただいた。『明日までに曲を作れ』とご自宅に呼ばれ、僕が徹夜で作り、先生も寝ないでアレンジしてくださったこともある。『きれいでない音楽はいらない』という言葉は僕の背骨になっています」歌手で俳優、加山雄三(83)「かっちゃんとは本当に古い音楽仲間。アレンジはスケールも大きく、気持ちよく歌うことができました。音楽家として、たくさんの刺激を受けました。親子三代続く音楽一家。その偉大な血は引き継がれ、この先もずっと継承していくことと思います。また一緒に音楽を奏でたいね。でもやっぱり寂しいよ」シンガー・ソングライター、森山良子(72)「日本の音楽が豊かに前進する時代の担い手として力を発揮し、私もデビューの曲からアレンジメントをしていただきお世話になりました。ご冥福をお祈りいたします」歌手、谷村新司「服部先生だからこそできた素晴らしい編曲によって『昴』『群青』は自分にとっての代表曲となりました。克久先生と最後にお会いしたのは2018年12月。日本の音楽を志す人たちにまだまだ教えていただきたいことがたくさんありましたが、本当に残念でなりません」歌手、石川さゆり(62)「昨年12月、スタジオで服部先生のお母さまも小唄に大変造詣のある方だったと、そんなお話も伺い、小唄『虫の音』を服部さんのピアノで稽古をしながら、美しいストリングスアレンジを書いていただき、レコーディングをしましたのに。明日(の収録)は元気に良い音楽、良い歌を歌いたいと思います」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 服部さん訃報に悼む声…さだまさし「先生の言葉は僕の背骨に」