京成電鉄青砥駅で脱線事故、パンタグラフが外れる けが人なし

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京成電鉄青砥駅で脱線事故、パンタグラフが外れる けが人なし
京成電鉄青砥駅で脱線した車両=12日午後0時26分、東京都葛飾区【拡大】

 12日午前10時15分ごろ、東京都葛飾区の京成電鉄青砥駅で、入ってきた京成高砂発羽田空港第1・第2ターミナル行き普通電車(8両編成)が脱線した。約10分後に乗客約100人は青砥駅で全員電車から降り、けが人はいない。運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人の派遣を決めた。 京成電鉄によると、電車からはパンタグラフが外れ、架線に引っかかった。脱線したのは後ろから2両目に当たる7両目。四つある車軸のうち最も後ろがレールから外れていた。脱線は青砥駅で停車する直前に起きたという。 警視庁によると、車輪付近の部品が破損したとの情報があり、原因を調べている。 京成電鉄は運転見合わせや遅れが相次ぎ、直通している都営浅草線や京急線などにも影響が出た。 青砥駅の改札前では、多くの乗客が駅員に電車が遅れる理由を尋ねたり、慌ただしく電話をかけたりしていた。葛飾区の高校2年の女子生徒(16)は「授業に遅れそうだけど、ほかの電車を乗り継いで向かいます」と困惑した様子だった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 京成電鉄青砥駅で脱線事故、パンタグラフが外れる けが人なし