古関作品収録レコード発見、妻の故郷・豊橋で

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古関作品収録レコード発見、妻の故郷・豊橋で
 愛知県豊橋市図書館は12日、NHK連続テレビ小説「エール」主人公のモデルの作曲家、古関裕而さんが、同市をテーマに作った2曲を収録したレコードが見つかったと発表した。豊橋市は妻の金子さんの出身地で、1952年7月に同市の祭りを盛り上げるため販売されたものという。 見つかったのは直径25センチのSPレコード1枚。「豊橋観光音頭」と「夢の豊橋」の2曲が収録され、いずれも古関さんが作曲した。 同図書館によると「夢の豊橋」は、古関さんの出身地、福島市の古関裕而記念館に楽譜があるが、レコードなど音源はこれまでに見つかっていない「幻の曲」。「高原列車は行く」などのヒット曲で知られる歌手の岡本敦郎さんと、奈良光枝さんという当時のスター歌手2人が歌っていた。 所有していた豊橋市の久祖神勲さん(74)によると、自宅の物置の隅に眠っていたといい「貴重とは思わなかった。家族に捨てられそうになったこともあったが捨てなくて良かった」と話し、今後、図書館に寄贈する。レコードは豊橋市中央図書館で23日まで展示される。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 古関作品収録レコード発見、妻の故郷・豊橋で