小池氏都知事、再選出馬を表明　政党推薦求めず

　東京都の小池百合子知事（６７）は１２日夕に記者会見を開き、任期満了に伴う１８日告示、７月５日投開票の都知事選に再選を目指して立候補すると表明した。「都民の支援を得るべく選挙戦に臨む」と述べ、政党の推薦は求めない方針。新型コロナウイルス対策や来年夏に延期された東京五輪・パラリンピックの準備などの課題に対応した都政の継続を訴える。　午後２時からの都知事定例会見では、再選出馬表明の時期に同日夕を選んだ理由を説明。都議会での総額５８３２億円に上る追加補正予算の成立や感染再拡大に警戒を呼び掛ける東京アラートの解除などを挙げて「新型コロナ対策に一定の区切りが付いた」との見解を示した。　都知事選には元日弁連会長の宇都宮健児氏（７３）や元熊本県副知事の小野泰輔氏（４６）らが立候補を予定。れいわ新選組の山本太郎代表（４５）も出馬を検討している。