米警官が黒人男性射殺 抗議で現場ハンバーガー店に放火、炎上

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
米警官が黒人男性射殺 抗議で現場ハンバーガー店に放火、炎上
 米南部ジョージア州アトランタで12日夜、飲酒運転を摘発しようとした白人警官が、抵抗した黒人男性を射殺した。現場周辺では13日、警察の対応は行き過ぎた暴力行為だとして抗議するデモが実施され、現場のハンバーガー店が放火されて炎上した。米メディアが伝えた。 中西部ミネソタ州での白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、全米で抗議デモが行われているさなかに起きた新たな事件。市民の警察に対する不信感は極めて強く、一触即発の状況になっており、各地で差別反対の抗議が再び拡大する懸念も出てきた。 アトランタ市警のエリカ・シールズ本部長は13日、引責辞任した。事件に関与した白人警官2人のうち発砲した警官は免職処分となり、別の警官は内勤に異動となった。ボトムズ市長は「正当な武器使用とは思えない」と事件を非難。アトランタを抱えるフルトン郡の検察当局者は14日、立件の可否を17日ごろまでに判断すると語った。 射殺された男性はレイシャード・ブルックスさん(27)。地元警察などによると、ハンバーガー店のドライブスルーエリアに停車した車内で男性が居眠りしているとの通報を受け複数の警官が急行、ブルックスさんに飲酒検査をしたところ、呼気から基準値を上回るアルコールが検出された。 警官が拘束しようとするとブルックスさんが抵抗し、警官が所持していたスタンガンの一種「テーザー銃」を奪って逃げながら、警官の方向にテーザー銃を撃ったため、発砲したとしている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 米警官が黒人男性射殺 抗議で現場ハンバーガー店に放火、炎上