コロナ治療で1億円超請求、男性「生き延びたことに罪悪感」

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コロナ治療で1億円超請求、男性「生き延びたことに罪悪感」
 新型コロナウイルスに感染し、米西部シアトル郊外の病院に約2カ月間入院した男性(70)の元に、約112万ドル(約1億2000万円)の請求書が送られていたことが分かった。大部分は保険でカバーされる見通しだが、男性は「生き延びたことに罪悪感を覚える」と話しているという。地元紙シアトル・タイムズが14日までに伝えた。 男性は入院していた62日間の大半を意識がない状態で過ごし、一時は看護師が妻や子どもからの別れの言葉を聞かせるため電話を耳に当てるほどの重篤な容体に陥った。その後回復し、自宅で療養を続けている。 届いた請求書は181ページあり、費目は3000近く。集中治療室(ICU)の病室代は1日当たり9736ドルで計約40万9000ドル、人工呼吸器の使用に伴う費用は計約8万2000ドルに上り、薬代も総額の約4分の1を占めた。 高齢者向け公的保険メディケアに加え、新型コロナを対象とした特別措置などの恩恵もあり、男性は一切の支払いを免除される可能性もあるという。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) コロナ治療で1億円超請求、男性「生き延びたことに罪悪感」