繁昌亭7月から公演再開、有料で生配信

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繁昌亭7月から公演再開、有料で生配信
自身のパネルを横に置き、天満天神繋昌亭の再開をアピールする上方落語協会の笑福亭仁智会長(撮影・渡邊大輔)【拡大】

 上方落語協会の笑福亭仁智会長(67)は15日、大阪市内で会見し、コロナ禍で公演を休止していた定席の天満天神繁昌亭(大阪市北区)の昼席・夜席公演を7月1日から再開し、有料で生配信すると発表した。 昼席は「再開・繁昌亭」と題し、午後2時から6席で約2時間のコンパクト版を予定。8月23日まで日替わりで行い、動画配信サービス「ぴあライブストリーム」を使って有料ライブ配信「オンライン繁昌亭 昼席公演」を連日実施する。 政府の対処方針や全国興行生活衛生同業組合連合会の「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿って、通常216席から100席程度に。発券時に氏名や連絡先を記入し、大阪府コロナ追跡システムに登録してもらうほか、入場時の検温や手指の消毒、マスク着用を呼びかける。 「どこまでいっても生には勝てない。オンラインは別物だが、地方からどこでも見れるし、一粒で二度おいしい。ピンチをチャンスに。お客さんに安心して笑ってもらえれば」と仁智会長。 26日から28日は地元関係者を招いてソフトオープン公演「もうすぐ再開・繁昌亭」を開催し、ガイドライン通りに公演が運用できるかシミュレーションする。チケット発売と休止分の払い戻しは16日から。 繁昌亭は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月3日から昼席、主催公演を中止。その後は「繁昌亭チャンネルライブ」などを配信していたが、4月1日から全公演を中止していた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 繁昌亭7月から公演再開、有料で生配信