山本太郎氏が都知事選に出馬表明 公約1番手は「東京五輪中止」

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山本太郎氏が都知事選に出馬表明 公約1番手は「東京五輪中止」
山本氏が記者会見で都知事選への立候補を表明。8つの公約も披露した=15日午後、東京都千代田区(撮影・松本健吾)【拡大】

 れいわ新選組の山本太郎代表(45)は15日、国会内で記者会見し、任期満了に伴う東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)に同党公認で立候補すると表明した。公約として8項目を挙げ、1番手には来年夏に延期された東京五輪・パラリンピックの中止を掲げた。さらに全都民への見舞金10万円給付など総額15兆円の新型コロナウイルス感染症の被害補償を行うとした。ただ、財源は都債発行とし、借金返済の道筋は示さなかった。 絶対有利の小池百合子知事(67)や立憲民主、共産、社民の3野党が支援する元日弁連会長、宇都宮健児氏(73)に対抗し、山本氏は東京五輪中止、15兆円のコロナ禍の生活補償などを“決め技”に戦いを挑む。 「東京五輪・パラリンピックは中止。やれるやれる詐欺です。コスト、人的資源を別のところに回せる」 開催が1年延期されている東京五輪について、山本氏は中止を公約の“1丁目1番地”に掲げた。そしてコロナ禍対応に全力を挙げるとした。対応の中で最重点と強調したのが、総額15兆円をつぎ込む損失補償だ。 まずは全都民に1人10万円を給付。さらに第2波、第3波が襲来した際に再度、全都民へ10万円を給付する。「まずはサッサと100万円」と銘打った全事業者への支給なども行うとぶち上げた。 だが、財源はどうするのか。「地方債を積極的に発行する以外ない」と全額借金だと説明。都は借金の比率が低いことから公債を20兆円程度まで発行できるとして、「それ(公債発行)を言えるのは自分しかいない。だから立候補を決めた」。一方で、巨額の借金返済の道筋は示さなかった。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 山本太郎氏が都知事選に出馬表明 公約1番手は「東京五輪中止」