雪まつり、大雪像取りやめ 札幌は規模縮小し開催へ

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雪まつり、大雪像取りやめ 札幌は規模縮小し開催へ
 札幌市などによるさっぽろ雪まつり実行委員会は16日、来年2月の雪まつりの規模を縮小し、目玉の大雪像の制作を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染収束が見通せず、スポンサー企業の協力を得るのが困難なためとしている。 記者会見で実行委の担当者は、例年6月ごろから準備を始めるため判断をこれ以上先送りできなかったと説明、中小の雪像は制作する方針を示した。「迫力のある大雪像がないのは残念だが、原点に立ち返り、市民に楽しんでもらえる雪まつりにしたい」と話した。 雪まつりは例年、国内外から約200万人が訪れるイベント。高さが約15メートルの大雪像は毎年、キャラクターや海外の建築物をモチーフにして、陸上自衛隊などが制作にあたる。今年は2月4~11日に開催されたが、新型コロナの感染拡大で中国政府が海外への団体旅行を禁止した影響もあり、来場者は昨年より71万人少ない202万人だった。 その後、会場で事務作業に従事していた男性2人の感染が判明。北海道は全国に先駆けて感染が広がった。 また、毎年9~10月に開催されるグルメイベント「さっぽろオータムフェスト」の開催も中止すると発表。代替となるイベントの実施について今後検討するとした。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 雪まつり、大雪像取りやめ 札幌は規模縮小し開催へ