クルーズ船「飛鳥II」火災 横浜港に停泊、乗客なし

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クルーズ船「飛鳥II」火災 横浜港に停泊、乗客なし
火災が発生し、煙を上げるクルーズ船「飛鳥II」=16日午後2時13分、横浜港【拡大】

 16日午後1時20分ごろ、横浜市中区の横浜港大さん橋に停泊中のクルーズ船「飛鳥II」の最上階から出火、横浜市消防局などが消火に当たり、約3時間後に消し止められた。第3管区海上保安本部によると、乗客はおらず、けが人はなかった。 運輸安全委員会は調査のため、船舶事故調査官3人を指名した。 横浜市によると、船は新型コロナウイルス感染拡大の影響で運航を中止しており、4月1日から横浜港に停泊していた。乗組員は約150人。運航会社の親会社、日本郵船によると、出火元は最上階デッキの資材置き場という。「火災が発生し、乗組員が消火活動をしている」と、無線で3管に通報があった。 大さん橋付近には消防車や救急車など30台以上が出動。灰色の煙が時折大きく立ち上り、消防隊員らが放水した。周囲は一時騒然とした。 飛鳥IIは2006年2月に就航。全長241メートル、約5万トンの日本最大級のクルーズ船で、乗客定員は872人。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) クルーズ船「飛鳥II」火災 横浜港に停泊、乗客なし