「規制派」の頭目・高市早苗の総務大臣就任をオタクがスルーしている様子に世も末と感じるしかない件

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「規制派」の頭目・高市早苗の総務大臣就任をオタクがスルーしている様子に世も末と感じるしかない件
ホビー「規制派」の頭目・高市早苗の総務大臣就任をオタクがスルーしている様子に世も末と感じるしかない件
ここ数年の間に、オタクの皆さんも随分と飼い慣らされたようで感慨深いです。 
先日の安倍首相による内閣改造の人事は各所で話題になっていますが、おおっと思ったのは高市早苗衆議院議員が再び総務大臣になっていることです。 
5、6年前だったらオタクの皆さんがネットで「規制派が~」とこの世の終わりみたいなことをTwitterやブログで書き殴って、小生は「まあまあ落ち着きなさいよ」みたいな記事を書くところなのですが、今回は驚くほどに静かです。 
児童ポルノ法の改定問題がホットだった2013年頃、高市議員はとにかく規制に熱心でオタクの皆さんから非難轟々だった与党案を持って、各党を説得しに歩いていることで知られておりました。 
なにせ高市議員に、多くのオタクがビビっていたのは、彼女が「児童ポルノ」だけでなく「有害情報」そのものを、都道府県の青少年健全育成条例ではなく国の法律で規制しようと熱心だったからです。 
この有害情報規制のための彼女の活動は、いわばライフワークのようなもの。
2007年には、第一次安倍内閣の内閣府特命担当大臣として「有害情報から子どもを守るための検討会」を開催し、同様に「有害情報」の国家レベルでの規制を実現すべく有識者へのヒアリングを行いました。 
ここで高市議員が考えたのは、国に有害情報を規制するための新たな機関を設置するというもの。 
ところが「予算規模が縮小されている中で現実的でない」と各省庁から非難が集中。
結局、第一次安倍内閣の退陣によって検討会そのものが消滅したのです。 
それでも諦めきれないのか、2008年には、青少年のインターネットを通じた有害情報へのアクセスを防ぐ法案を議論していた自民党内の青少年特別委員会において、「内閣府に設ける青少年健全育成推進委員会に有害情報を判断する権限を与え、削除命令の権限を付与。違反者には懲役刑や罰金」という法案を提案。 
さすがに、乱暴すぎるとして自民党内でも異論が相次ぎ、日の目を見ることはありませんでした。 
そんなオタクの皆さんが嫌いな「規制派」の総本山みたいなキャラクターが再び総務大臣に就任したというのに、世間は驚くほどのに静かです。 
これまでの経験で冷静になったのか。あるいは、飼い慣らされて家畜になったのか。
はたまたネットで「フェミ」と戦うのが忙しいのか。
あまりにも物忘れの酷さが衝撃的です。
[紹介元] おたぽる 「規制派」の頭目・高市早苗の総務大臣就任をオタクがスルーしている様子に世も末と感じるしかない件