吉本芸人投稿で京都市を提訴 「ステマで違法支出」

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吉本芸人投稿で京都市を提訴 「ステマで違法支出」
 京都市が業務委託した広告と明示せず、吉本興業の漫才コンビにツイートさせたのはステルスマーケティングに当たり違法な支出として、市内の住民2人が市を相手取り、吉本興業に支払った委託料420万円を門川大作市長に返還させるよう求める訴えを京都地裁に起こしたことが19日、分かった。提訴は3月12日付。 訴状によると、漫才コンビ「ミキ」の2人は2018年10月、京都国際映画祭などをPRする4本のツイートをした。吉本興業と結んだPR事業の委託契約の一部で、市は昨年5月、ツイートの対価100万円を含む計420万円の委託費用を支払った。 原告らは、広告と明示せず自発的につぶやいているように見せたツイートは、ステルスマーケティングに当たると指摘。吉本興業以外に見積もりをとらず、4本のツイートに100万円を支払うのは業務対価として不適切で、違法な支出であると主張している。 昨年12月に原告らが100万円を市長に返還させるよう住民監査請求したが、2月に退けられていた。 京都市は「公金支出は適切だったと考えており、訴状の内容を精査した上で、訴訟の中で市の主張を行っていく」とのコメントを出した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 吉本芸人投稿で京都市を提訴 「ステマで違法支出」