サザン、初の無観客配信ライブ開催 セクシーダンサーともソーシャルディスタンス

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サザン、初の無観客配信ライブ開催 セクシーダンサーともソーシャルディスタンス
無観客配信ライブを開催したサザンオールスターズ=横浜アリーナ(ビクター提供)【拡大】

 サザンオールスターズがデビュー記念日の25日、横浜アリーナで無観客配信ライブを開催。コロナ禍で新しい生活様式へと向かうファンらに笑顔を届けるための構成と演出で、デビュー曲「勝手にシンドバッド」など22曲を披露した。 通常なら約1万5000規模収容の横浜アリーナ。その巨大空間の静寂に負けじと、サザンがパワフルなサウンドとド派手な演出で魅了した。 「勝手に-」では無人の客席ではホイッスルに合わせてサンバダンサーが躍動し、桑田は替え歌を披露。「いつになればコロナが 収束するのかな~。お互いにそれまでは グッと我慢の暮らし続けましょう」とシャウトした。 「マンピーのG★SPOT」ではお約束のかつらに「疫病退散!!」のメッセージを書いて登場。通常はセクシーな水着ダンサーと楽しそうに絡むが、この日はソーシャルディスタンスでお預け。ダンサーもマスク姿だった。 閉塞感漂う状況下でも持ち前のサービス精神と明るい雰囲気で盛り上げるサザン。桑田は「ありがとー。スタンドー、アリーナー、画面越し~!(お酒を)飲み過ぎてない?」などとステイホームで楽しむファンにあいさつ。続けて「みなさんの魂はここにありますから」と絆を強調した。 デビュー42周年を迎えたサザンにとってリモートライブは初挑戦。18万人がチケットを購入し、推定50万人が視聴した。「東京VICTORY」では客席に聖火台が登場し、実際に点火。無観客ならではの演出で希望を表現した。 エンタメ業界は現状、コロナ禍で多数の公演が中止に。サザンはこの窮地に心を痛めており、今回のライブが業界復興の狼煙になることを願い、ステージ裏などで奔走するスタッフの姿も映像で紹介された。 桑田と妻でキーボード担当、原由子(63)と歌った「シャ・ラ・ラ」では「早くまた皆さんにお逢いできますように」というメッセージが映し出され、ファンとの再会を信じていた。 今回の公演タイトルは「Keep Smilin’~皆さん、ありがとうございます!!~」。約2時間のパフォーマンスでファンに感謝を伝え、収益の一部は医療機関のために役立てられる。 ★セットリストYOUミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)希望の轍 Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)フリフリ ’65朝方ムーンライトタバコ・ロードにセクシーばあちゃん海夕陽に別れを告げてシャ・ラ・ラ天井棧敷の怪人愛と欲望の日々Bye Bye My Love(U are the one)真夏の果実東京VICTORY匂艶 THE NIGHT CLUBエロティカ・セブン EROTICA SEVENマンピーのG★SPOT勝手にシンドバッド ★アンコール太陽は罪な奴ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~みんなのうた

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