デビュー記念日にサザン流無観客ライブ!ヅラ姿で桑田節「疫病退散!!」

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デビュー記念日にサザン流無観客ライブ!ヅラ姿で桑田節「疫病退散!!」
無人の客席で踊るサンバダンサーと盛り上がるサザンのメンバー=横浜アリーナ(ビクター提供)【拡大】

 サザンオールスターズがデビュー記念日の25日、横浜アリーナで無観客配信ライブを開催した。コロナ禍で新しい生活様式へと向かうファンらに笑顔を届けるための構成と演出で、デビュー曲「勝手にシンドバッド」など22曲を全力パフォーマンス。ボーカルの桑田佳祐(64)は「疫病退散!!」と書かれたヅラ姿で「マンピーのG★SPOT」を熱唱。バックで踊るマスク姿の水着ダンサーらとともに収束を願った。 通常なら約1万5000人規模を収容する横浜アリーナ。巨大空間の静寂に負けじと、サザンがパワフルなサウンドとド派手な演出で魅了した。 本編最後の「勝手にシンドバッド」。無人の客席では陽気なホイッスルに合わせてサンバダンサーが躍動し、桑田はノリノリで替え歌を披露。「いつになればコロナが 収束するのかな~。お互いにそれまでは グッと我慢の暮らし続けましょう」とシャウトした。 「マンピーのG★SPOT」ではお約束のかつらに「疫病退散!!」のメッセージを書いて登場。通常は水着ダンサーと楽しそうに絡むが、この日はソーシャルディスタンスでお預け。ダンサーもマスク姿で乱舞した。 閉塞感漂う状況下でも持ち前のサービス精神と明るい雰囲気で盛り上げるサザン。桑田は「ありがとー。スタンドー、アリーナ、画面越し~!(お酒を)飲み過ぎてない?」などとステイホームで楽しむファンにあいさつ。続けて「皆さんの魂はここにありますから」と絆を強調した。 デビュー42周年を迎えたサザンにとってリモートライブは初挑戦。18万人がチケットを購入し、その家族、友人を含め推定50万人が視聴した。 会場には約40台のカメラを配置。「東京VICTORY」では客席に設置した聖火台に点火し、無観客ならではの演出で“希望”を表現した。 エンタメ業界は現状、コロナ禍で多数の公演が中止となり、サザンもこの窮地に心を痛めていた。今回のライブが業界復興ののろしになることを願い、ステージ裏などで奔走するスタッフの姿も映像で紹介された。 今回の公演タイトルは「Keep Smilin,~皆さん、ありがとうございます!!~」。約2時間のライブ後、桑田は妻でキーボード担当、原由子(63)らメンバーと「手はつなげないけどね」と苦笑しながら整列して完走の万歳ポーズも、「ファンのみんながいないと、やっぱり寂しい…」としみじみ。「みんなと笑顔で会いたいし、待ってるからね~」とファンとの再会を心待ちにしていた。今回の収益の一部は医療機関のために役立てられる。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) デビュー記念日にサザン流無観客ライブ!ヅラ姿で桑田節「疫病退散!!」