「ディクシー・チックス」が改名「時代の流れに沿いたい」 米、人種意識高まり背景か

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「ディクシー・チックス」が改名「時代の流れに沿いたい」 米、人種意識高まり背景か
演奏の合間にふざける「ディクシー・チックス」=2007年10月、米ロサンゼルス(ロイター=共同)【拡大】

 米人気カントリーグループ「ディクシー・チックス」は、バンド名を「チックス」に改名した。米メディアが25日伝えた。「ディクシー」は南北戦争時代の南部諸州を指す呼称で、中西部ミネソタ州の黒人男性暴行死事件を受けた人種差別への意識の高まりが背景にあるとみられる。グループは「時代の流れに沿いたい」とだけ説明している。 グループは女性3人組。伝統的なカントリーにロック調のリズムを織り交ぜたスタイルで人気を集め、2007年には「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」がグラミー賞の最優秀レコード賞を受賞した。 公開された新曲の動画では、人種差別撤廃、女性や性的少数者の権利向上、環境保護などを訴える数々の抗議デモの様子が映し出され、ミネソタ州の事件で死亡したジョージ・フロイドさんの名前も触れられている。 米人気バンド「レディ・アンテベラム」も今月11日、バンド名が奴隷制を想起させるとして「レディ A」に改名すると発表している。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「ディクシー・チックス」が改名「時代の流れに沿いたい」 米、人種意識高まり背景か