芝野が最年少最速三冠 囲碁十段戦、村川を破る

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芝野が最年少最速三冠 囲碁十段戦、村川を破る
第4局で村上大介十段に勝利した芝野虎丸二冠=26日午後、東京都千代田区の日本棋院(三尾郁恵撮影)【拡大】

 囲碁の第58期十段戦5番勝負の第4局は26日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、挑戦者の芝野虎丸二冠(20)が141手で村川大介十段(29)に黒番中押し勝ちし、3勝1敗で十段を奪取、史上最年少の20歳7カ月、プロ入りから最速の5年9カ月で三冠となった。 これまでの記録は2012年に井山裕太三冠(31)が達成した23歳1カ月、プロ入りから10年3カ月だった。 芝野新十段は神奈川県出身で、14年9月にプロ入りした。昨年10月、張栩九段(40)から名人を奪取し、最年少の19歳11カ月で七大タイトル保持者に。11月には井山三冠から王座を奪取し、二冠となっていた。 芝野新十段は本因坊戦でも挑戦中で、タイトルを保持する井山三冠に7番勝負で0勝3敗とリードされている。芝野虎丸新十段の話「(三冠は)出来過ぎなところがあるかなとは思う。足りない部分もたくさんあるし、もうちょっと頑張らないといけない。内容はともかく、結果に出たというのは自信になる」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 芝野が最年少最速三冠 囲碁十段戦、村川を破る