久米宏、ラジオ最終回 SNS炎上に「日本人は浅慮になっていますよね」

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久米宏、ラジオ最終回 SNS炎上に「日本人は浅慮になっていますよね」
久米宏【拡大】

 フリーアナウンサーの久米宏(75)が27日、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ番組「久米宏 ラジオなんですけど」(土曜後1・0)に出演。タレント、伊集院光(52)がゲスト出演し、ラジオの魅力について対談した。 約14年にわたる番組の最終回となったこの日、久米は「ラジオは面白いからさ」と振り返り、テレビは出演者と視聴者の間に“縁”が感じにくいと語る。「ラジオだとリスナーと縁があるっていうのは話しながら感じません?」と問いかけると、伊集院も「僕なんか深夜の3時~5時からスタートだから、縁がないと聞きゃしませんよ。今はもうラジオはメインのカルチャーじゃないから、今聞いてくれる人ってすごいなって思うんですよね」と率直な思いを打ち明けた。 また、伊集院は「今、SNSによって発言が中途半端に引き出されるじゃないですか」とメディアの現状について切り出し、「少人数の縁じゃない人のところに引きずり出して、炎上する。あれ、俺らどうしたらいいですか?」と悩みを打ち明けると、久米は「ラジオで話してる人って、SNSに比べれば起承転結しっかり話してるんだよね。途中まで聞くと危ないんだけど、最後まで聞くと『あぁそういうことなのね』って腑に落ちるような話をしてて。SNSみたいに書き出しの3行で終わるようなことはない。結論の2行もちゃんとあるのに」と、ラジオとSNSの違いをについて持論を展開した。 さまざまなメディアで報道されている、SNSの炎上について伊集院は「つまみとるのがうまい」と切り出すと、久米は「日本人はちょっと浅慮になっていますよね」と、聞きかじった瞬間に反応することができるSNSの特徴についてコメントした。 これに対し伊集院は、「久米さん、本当にもう終わるんですか?このラジオ。しゃべりたいこといっぱいあるじゃないですか」と思わず引き止める発言も。久米は新型コロナウイルス感染拡大の影響で自宅で過ごす時間が増えたことから、ラジオを聞く人も増えたのは良いチャンスと励まし、「頑張ってくださいね」と応援した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 久米宏、ラジオ最終回 SNS炎上に「日本人は浅慮になっていますよね」