世界初オンライン歌舞伎開幕 松本幸四郎「久々に芝居をして胸がいっぱい」

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世界初オンライン歌舞伎開幕 松本幸四郎「久々に芝居をして胸がいっぱい」
リモートで壱太郎(左)と息の合った演技を見せた幸四郎は「位置関係が難しく、かなり稽古した」と力説(C)松竹【拡大】

 歌舞伎俳優、松本幸四郎(47)が27日、イープラス有料視聴サービス「Streaming+」で構成・演出・出演の3役を担う世界初のオンライン歌舞伎「図夢歌舞伎『忠臣蔵』」(土曜前11・0、7月25日まで)を開幕させた。 同作は、江戸時代に起きた赤穂事件をベースにした人気狂言。全5回の初回のこの日は大序から三段目までを上演した。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で4カ月ぶりに本公演さながらのこしらえで高師直や加古川本蔵、塩冶判官など一人3役を演じた幸四郎は「久々に芝居をして胸がいっぱい」としみじみ。 高師直に言い寄られる顔世御前を務めた中村壱太郎(29)は3密を避けるため別の場所からリモートで出演。2人が触れる場面の位置関係をつかむために「普段の上演よりも稽古した」と苦労の一端を明かした。 7月4日の第2回は幸四郎の長男、市川染五郎(15)が大星力弥で登場し、物語でも父子役を演じる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 世界初オンライン歌舞伎開幕 松本幸四郎「久々に芝居をして胸がいっぱい」