大阪市10万円給付なお1割 松井一郎氏「月内9割にめど」

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大阪市10万円給付なお1割 松井一郎氏「月内9割にめど」
大阪市役所で記者会見する松井一郎市長=1日午後【拡大】

 大阪市の松井一郎市長は1日の記者会見で、新型コロナウイルス対策として国民1人に10万円を配る特別定額給付金が行き渡っているのは、6月末時点で対象世帯の10・9%にとどまっていると明らかにした。同18日時点の約3%からは改善したが、全国の給付率(同26日時点で約7割)と比べ、大幅に遅れている。 松井氏は審査や決裁手続きの効率化を図るなどした結果、6月末までの申請分については7月中に支払うめどが立ったとした。実現すれば約9割への給付が完了する。 遅れについて松井氏は、作業場所の選定に時間がかかり、初動が遅れたことに加え、オンライン申請で誤りが多かったことや、委託事業者の処理能力が低いことが要因だと釈明。「作業の煩雑さに対し認識が甘かった。大変な手間が掛かるというのを把握できなかったのは反省すべき点だ」と改めて陳謝した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 大阪市10万円給付なお1割 松井一郎氏「月内9割にめど」