上沼恵美子が意味深「人柄は絶対伝わります」

　タレントの上沼恵美子（６５）が６日、パーソナリティーを務める大阪・ＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜正午）で、６月いっぱいで降板した隔週レギュラーのお笑いコンビ、キングコングの梶原雄太（３９）の代わりに出演した漫才コンビの祇園に「人柄」の重要性を力説した。　ボケ担当の木崎太郎（３４）が「目標」としてお笑いタレントの藤井隆（４８）を挙げると「大好き、あたし。人柄通知表あったら１０やな。ホントにいい人。私が頭が下がるのは礼儀正しさです。吉本のスタッフに好かれてる」と、藤井の人間性を絶賛。　さらに、隔週レギュラーのシャンプーハット・てつじ（４４）を例に出して、「本番中は芝居っていうか、演じてます。無礼講。例えば祇園が私に『オバハン』と言ってもかまへんねん。てっちゃんと私のやりとりを聞いてると、皆さん『キワキワで大丈夫かいな』って心配されてると思うけど、それだけてっちゃんには力がある。投げたボールを私に投げ返してきよるから面白いトークになる。それがプロ」と話した。　その上で、「祇園はホンマかわいがってんの。手のひら、返さんといてね。やっぱりね、デジタルの時代に入ったからって言うんじゃないけど、人柄は絶対に伝わります。向こうを向いたら般若の面の人は（画面に）写ってます」とキッパリ。　「祇園もいま、低姿勢っていうか謙虚、礼儀正しい。これは絶対守らなアカンで。藤井隆さんを見習って。これからは天才的な芸を持ってる人は別にして、人柄みたいなものが支持される。それを裏切っちゃ絶対駄目。偉くなって、ちょっと売れて年収上がっても人柄変えたらアカンで。天狗（てんぐ）になったらアカン」と諭した。　上沼はコロナ禍明けで梶原が番組復帰した先月８日の放送で「久しぶりに帰って来なくていいのに帰って来ました。帰ってきたかった？　それだったら今朝メールしてこいよ」とカチン。平謝りの梶原に「甘えっちゅうやつやな。甘え、なまけ、無礼、上目線、天狗。たるんでますね。エェお子やから言うてる」と公開説教していた。