小池都知事と森会長会談 五輪開催へ「現実を踏まえて詰めていく」

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小池都知事と森会長会談 五輪開催へ「現実を踏まえて詰めていく」
会談を前にグータッチする東京都の小池百合子知事(左)と東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長=6日午後、都庁【拡大】

 東京都の小池百合子知事は6日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長と都庁で面会し、大会の開催に向け連携していくことを改めて確認した。森氏は再選を祝福した後、組織委と国と都で新型コロナウイルス対策を検討する会議を立ち上げる意向を伝えた。有識者らも交えて9月にも発足させ、年内をめどに取りまとめる方針。 森氏は大会簡素化に関し、観客の削減を進める場合、既に購入しているチケットの扱いをどうするかなど問題が山積していることを説明。小池氏は「都民や国民に納得してもらえるよう、知恵を出していく必要がある。現実を踏まえて詰めていく」と応じた。 面会後に報道陣の取材に応じた森氏は、簡素化は簡単ではないと改めて指摘し、開会式の時間短縮も放映権契約を理由に難しいと語った。 小池氏は自民党本部も訪れ、自身への支援を明言していた二階俊博幹事長と面会し再選を報告。小池氏によると、新型コロナ対策で国の支援を要望したほか、五輪は東京全体で取り組む課題だとの認識を共有した。二階氏から「首都東京の役割を尽くしてほしい」と激励されたという。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 小池都知事と森会長会談 五輪開催へ「現実を踏まえて詰めていく」