金慶珠氏、山本太郎氏は「今回の選挙で男を下げた」　小池氏圧勝の理由は「対抗馬の弱さ」

　東海大教授の金慶珠氏（５３）が６日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸ「バラいろダンディ」（月～金曜後９・０）にリモート生出演。現職の小池百合子氏（６７）が圧勝した東京都知事選について、その印象を語った。　金氏は、再選した小池氏がこの日行った会見で「東京版疾病対策センター」を設立すると宣言したことについて「これを国が積極的にやろうとしていないなかで、果たして東京が単独でやるというときに、どこまで内実が図れるのか」と疑問視。つづけて、「最近も東京アラートを取り消して、その後何か状況の判断基準に数値を設けない」と指摘し「言っていることはいろいろ勢いはあるんだけども、具体的な成果があまりなかった」と指摘した。　それでも小池氏が都知事選で圧勝したのは「対抗馬の弱さというものがある」と持論を展開。れいわ新選組代表の山本太郎氏（４５）の名前をあげ「今回の選挙で男を下げた感じがすごくあって。彼はああいう形で参加して、自分が何らかの旋風を巻き起こせるとにらんだんでしょうけれども、そのにらみがあまりにも具体性に欠ける」とバッサリ。結果的に野党票が割れ、現職の圧勝という「残念な選挙に終わってしまった」と振り返った。　ＭＣを務めるフリーアナウンサーの垣花正（４８）から、山本氏は政策面でも評価を下げたのかと聞かれた金氏は「そこらへんも具体的なことがなかった」とし、「私は今度、武井さんが出たら武井さんに１票です」と、月曜レギュラーとして出演している武井壮（４７）の名前をあげ「絶対に政治に向いていると思います」と断言。「そういったたぐいの発言は控えさせていただきます」と語った武井に、ＭＣを務めるフリーアナウンサー、大島由香里（３６）が「控えれば控えるほどちょっと怪しい感じになってきますよね」とツッコんだ。