ソウル中央地裁、金正恩氏に賠償命令 韓国初、朝鮮戦争元捕虜へ

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
ソウル中央地裁、金正恩氏に賠償命令 韓国初、朝鮮戦争元捕虜へ
 朝鮮戦争(1950~53年)で北朝鮮の捕虜となり、休戦協定後も抑留されて強制労働をさせられたとして、韓国の男性2人が北朝鮮と金正恩朝鮮労働党委員長に損害賠償を求めた訴訟の判決で、ソウル中央地裁は7日、北朝鮮側に1人当たり2100万ウォン(約190万円)を支払うよう命じた。 原告側によると、韓国の裁判所が北朝鮮や金氏に賠償を命じたのは初めて。 北朝鮮は訴訟に一切応じていない。 原告側によると、2人は53~56年に炭鉱で3年近く強制労働させられた。その後も北朝鮮で生活してきたが2000年以降に相次いで脱北した。 16年に提訴。北朝鮮への訴状送達ができないため、地裁は訴状をホームページなどに一定期間掲示することで送達したと見なす「公示送達」の手続きを取った。 国際法上、国家は外国の裁判権に服さないとの「主権免除」の原則があるが、原告側は「韓国の憲法上、北朝鮮は外国ではなく、主権免除は適用されない」と主張していた。K
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ソウル中央地裁、金正恩氏に賠償命令 韓国初、朝鮮戦争元捕虜へ