伊集院光、プロ野球の有観客試合再開に危惧「中継にヤジがすごい乗ると思います」

　タレント、伊集院光（５２）が７日、ＴＢＳラジオ「伊集院光とらじおと」（月～木曜前８・３０）に生出演。新型コロナウイルスが首都圏を中心に感染拡大の傾向にあるなかで、イベント開催への制限緩和について語った。　伊集院は、観客を入れての興行を行うのであれば「こういうことがあったならば申し訳ないけどもう１回止めるということを、毅然としてやらなきゃいけない」と語り、無観客に戻す場合の指針を先に発表しておく必要性を語った。　観客を入れた興行の再開については「恐る恐るですけど再開は賛成です」とし「僕の好きなプロ野球とかも始まれば観に行くと思います」と語った。プロ野球についてひとつだけ気にしている点として「中継にヤジがすごい乗ると思います」と指摘した。「今、プロ野球中継ってどの局も音を楽しむためにどんどんマイクを増やしている」とし、「少ないお客さんでヤジが発生するときに、とてつもなく差別的なことがオンエアされることがあったりと」と危険性を語った。「ついこの間も、広島の選手がデッドボールを受けたときにベンチの選手の『ワレ何ぶつけとんじゃコラァ！』という声がオンエアされた」と振り返り、「中継する側もそれは考えた方がいいんじゃないかと。ちょっと思ったりします」と危惧した。　６日に開かれた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第１１回会議で、プロ野球は７月１０日から最大５０００人の有観客試合を開催する姿勢を示した。