米最古の紳士服ブランドとされるブルックスブラザーズは8日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請し、経営破綻した。オフィスの軽装化やファストファッションとの競争激化でかねて業績が低迷。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う在宅勤務の普及でさらなる需要減が見込まれ、経営が行き詰まった。 法的手続きの下で身売りを模索し、事業再生を目指す。インターネット通販の強化などが課題となりそうだ。日本子会社は9日、今後も日本国内で営業を続けると発表した。 ブルックスは1818年創業。スーツやコートは歴代の米大統領や著名俳優、ウォール街の銀行員に愛用されてきた。襟先をボタンで留めた「ポロカラーシャツ」を開発し、世界中のブランドに模倣され、ボタンダウンシャツとして定着した。 北米の約250店舗のうち、約50店舗はコロナで既に閉鎖を決めていた。米メディアによると、米国内の3工場の閉鎖も検討している。
米ブルックスブラザーズがコロナ破綻 日本子会社は国内で営業続ける
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米ブルックスブラザーズがコロナ破綻 日本子会社は国内で営業続ける
米イリノイ州シカゴのブルックスブラザーズ店舗のプレート=8日(ゲッティ=共同)【拡大】
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 米ブルックスブラザーズがコロナ破綻 日本子会社は国内で営業続ける