ドコモ社長、秋以降に廉価版5G投入 2020年度内に「250万件の契約目指す」

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ドコモ社長、秋以降に廉価版5G投入 2020年度内に「250万件の契約目指す」
インタビューに答えるNTTドコモの吉沢和弘社長【拡大】

 NTTドコモの吉沢和弘社長(65)は9日までに共同通信のインタビューに応じ、第5世代(5G)移動通信システムのスマートフォンで今年秋以降に、端末価格を現在の半分程度に抑えたモデルを販売する考えを明らかにした。通信網の拡大と合わせて5Gの普及を加速する。 ドコモの5G端末は10万~13万円と価格が高いことが普及のハードルで、サービスを開始した3月下旬以降の契約数は約17万件となっている。今後は米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の5G対応も見込んで2020年度内に「250万件の契約を目指す」と語った。 新型コロナウイルスの影響で基地局整備に遅れが出たが、20年度内に全国500都市に展開する計画を「変えるつもりはない」と強調した。 店舗の営業時間縮小で5G以外も含めた携帯の販売台数は一時、当初計画の8割に落ち込んだ。ただ6月以降は回復傾向で、在宅勤務が増えて通話利用が伸びたこともあり21年3月期の業績は「前年度を上回る利益が出せれば」と述べた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ドコモ社長、秋以降に廉価版5G投入 2020年度内に「250万件の契約目指す」