デーブ・スペクター、東京「諸悪の根源」発言に理解「ある意味では正しい」

　放送プロデューサーでタレント、デーブ・スペクターが１２日放送のＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」（日曜前９・５４）に生出演。兵庫県の井戸敏三知事が、新型コロナウイルスの感染者が急増する東京について「諸悪の根源」と発言し、批判を浴びていることに言及した。　番組では、東京都での感染者が増加していることなどをとりあげ、新型コロナウイルスについて議論を交わした。デーブは、世界各国のコロナ対策ではロックダウンを再開しつつ「地域別にやっぱり（越境しての移動を）除外してる」と紹介し、「やむを得ない状態」であると持論を展開。兵庫県知事などの東京に対する発言のように「『その（感染者の多い地域の）人たち来るな』っていうのは（経済活動を再開するためには）ある意味では正しいんですよ。しようがないと思うんですよ」と理解を示した。　都内の感染者数は５月２５日の緊急事態宣言解除後に増加傾向が続き、今月に入ってさらに増えている。東京から各地への波及も懸念され、７月１１日に新たに２０６人の感染を発表した都は不要不急な他県への移動を控えるよう都民に呼び掛けている。