キンプリ永瀬がママチャリで主演映画ＰＲ

　人気グループ、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの永瀬廉（２１）が１４日、東京・秋葉原ＵＤＸのアキバ・スクエアで行われた主演映画「弱虫ペダル」（三木康一郎監督、８月１４日公開）のキックオフイベントに伊藤健太郎（２３）、橋本環奈（２１）らと出席した。　大人気スポーツ青春漫画の実写映画版で、永瀬演じるアニメ好きの高校生・坂道が自転車競技部に入部し、大切な仲間たちのために奮闘する姿を描く物語。主人公が地元・千葉から秋葉原までママチャリで通っていることにちなみ、この日は永瀬が劇中で使用したママチャリに乗ってさっそうと登場。「すごくシュールじゃないですか？」と照れ笑いしつつも、久しぶりにペダルをこぎ「坂道に戻った感覚になりました」と懐かしんだ。　今作で自転車競技に初挑戦した永瀬は「やるしかないという思いだった。暑かったり寒かったりいろいろな状況のなかで撮影をしていたので、“限界の先”に行っていましたね」と苦笑。同部員で新人エース役の伊藤も「苦しい顔とかしんどい顔はお芝居を超えた部分がある。それがこの映画の一番の魅力だと思う」とアピールすると、過酷な現場を近くで見ていたマネジャー役の橋本は「胸が痛いです」と笑わせた。　劇中では主人公らがインターハイを目指すが、現実の夏のインターハイは新型コロナウイルスの影響を受けて中止に。その中で公開されることに、同作のメガホンを執った三木監督は「『弱虫ペダル』で出演者が必死に努力している姿を見てもらって、みんなの背中をちょっとでも押せる作品になったら」とコメント。永瀬は「僕たちも自転車に挑んで、疾走感を大事にしつつ全身全霊でこぎました」と振り返り、「青春の尊さや人とのつながりをもう一度思い出させてくれる作品になったと思います」と胸を張った。