今井翼、“驚異のコレクション”を告白　トイレはダリ作品だらけ

　俳優、今井翼（３８）が１５日、東京都内で行われたイタリア・スペイン合作映画「プラド美術館　驚異のコレクション」（２４日公開）のトークイベントに出席した。　昨年、開館２００周年を迎えたプラド美術館に初めて密着したドキュメンタリー。約８７００点を所蔵する欧州屈指の美術館に迫る内容で、今井は日本語吹き替え版のナビゲーターを担当する。　２０１２年にはスペイン文化特使に就任するなど同国と縁の深い今井は、１５年前にフラメンコを学ぶために２泊４日で現地に渡った際に同館を訪れており、「初めて行った美術館がプラド美術館だったので、このような形で携われて身に余る思い」と感謝した。　同作は当初４月１０日公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。ようやく封切られることに「世界、日本が大変な状況で身動きが取りづらい時代ですが、僕が大好きなスペインの伝統、美術、芸術をようやく皆さんにお届けできるのはうれしいです」と喜びをかみしめた。　自身はシュールレアリスムを代表するスペインの画家、ダリが大好きといい、「複製ですが、うちのおトイレはダリの作品をぶわ～と並べているので、『ダリ便』と呼んでいます」と“驚異のコレクション”を告白。　映画ではオランダの画家、ボスの「快楽の園」に魅了されたといい、「この作品で得た知識をもとに、もっとじっくり見たいと思った。世界が落ち着いたら、またスペインに絶対行きたい」と再訪を誓った。