小池百合子知事、GoToトラベルに「よく考えてほしい」 東京都は警戒度最高レベル、

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
小池百合子知事、GoToトラベルに「よく考えてほしい」 東京都は警戒度最高レベル、
会見でパネルを掲げる小池百合子都知事=15日午後、東京都新宿区の都庁(撮影・宮崎瑞穂)【拡大】

 東京都は15日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染状況に関する警戒度の指標を4段階で最も高い「感染が拡大している」へ引き上げた。感染者の急増を受けた措置。小池百合子知事は臨時の記者会見で「『感染拡大警報』を発すべき状況だ」と強い危機感を示して都民に都外への不要不急の外出を控えるよう訴えた。政府の観光支援事業「Go To トラベル」には「実施時期や方法を改めてよく考えてほしい」と求めた。 都は会見に先立ち、専門家を交えたモニタリング会議で現状の感染状況や医療体制を分析し、国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は指標の引き上げを提言した。 新規感染者のうち感染経路の不明なケースが直近7日間の平均で前の週に比べて約2倍に増加している点にも言及。現在の状況が4週間続けば感染経路不明の感染者は1日当たり約1200人となり、さらに4週間後には1日2万人近くに上ると警告した。 一方、感染拡大した3~4月ごろに比べ重症者数が少ないことから「第2波とは違う」と強調。小池氏は「都民と事業者に改めて感染防止の徹底をお願いしたい」と求めた。 医療体制の指標は重症者数が横ばいで推移しているため、前週と同じ上から2段階目の「体制強化が必要」を維持。ただ、杏林大の山口芳裕主任教授は「重症者は入院者数の増加から1週間遅れで増えるので安心できない」と危機感を示した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 小池百合子知事、GoToトラベルに「よく考えてほしい」 東京都は警戒度最高レベル、