藤井新棋聖「得たものがいろいろあった」 師匠の杉本八段、羽生九段らも祝福/将棋

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藤井新棋聖「得たものがいろいろあった」 師匠の杉本八段、羽生九段らも祝福/将棋
第91期棋聖戦5番勝負の第4局で渡辺明棋聖(手前)を破り最年少でタイトルを獲得し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=16日午後、大阪市の関西将棋会館(代表撮影)【拡大】

 将棋の藤井聡太七段(17)は16日、大阪市の関西将棋会館で指された第91期棋聖戦5番勝負の第4局で渡辺明棋聖(36)を破り、対戦成績を3勝1敗とし、最年少の17歳11カ月でタイトルを獲得した。1990年、屋敷伸之九段(48)が作った18歳6カ月を30年ぶりに更新。若き棋聖の誕生で新時代の幕が開けた。 快挙を成し遂げた藤井新棋聖は「一つの結果を残せたのは、うれしいです。5番勝負で得たものがいろいろあった。成長につなげられるようにしたい」と感慨深そうに話した。 藤井新棋聖は、2016年10月のプロ入りから、3年9カ月でのタイトル獲得。最速は屋敷九段の1年10カ月。タイトル獲得の最多記録は、羽生善治九段(49)の通算99期となっている。棋聖戦は八大タイトル戦の一つ。5番勝負の勝者は、「棋聖」の称号を1年間名乗ることができる。師匠・杉本昌隆八段の話「藤井聡太新棋聖の誕生をうれしく思います。小学生の聡太少年に出会ったときから、この日が来ることを確信していた。これからも将棋が指せる幸せと、全ての人への感謝は忘れずに。大棋士に成長することを願っています」最多タイトル99期獲得した羽生善治九段の話「最近の躍進ぶりを見ると、タイトル獲得は時間の問題と思っていた。内容も素晴らしく、目を見張るものがある。今後も活躍されることを期待しています」これまでの最年少記録保持者、屋敷伸之九段の話「日本中のファンに注目されるなか、堂々といい将棋を指して、結果を出したのは、素晴らしいこと。今後もいい将棋をつくり上げることを期待しています」日本将棋連盟・佐藤康光会長の話「見事な内容でした。藤井新棋聖はさまざまな記録を打ち立てていますが、これは破られることはないのではと感じます」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 藤井新棋聖「得たものがいろいろあった」 師匠の杉本八段、羽生九段らも祝福/将棋