青森で男性警察官感染　派遣型風俗女性と濃厚接触

　青森市は１６日、市内の２０代男性警察官の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森県での感染確認は３１人となった。　市と県警によると、男性は県警本部警備部に所属し、業務では地域住民との接触はない。１０日に感染を確認した派遣型性風俗業の２０代女性の濃厚接触者で、市は客とみている。８日に接触、１５日夜に発熱や味覚異常の症状が出た。　店から受け取った２０代女性の顧客リストを基に、市が連絡した際、男性は「該当していない」と虚偽の説明をした。１５日夜の救急搬送時には「自分は濃厚接触者かもしれない」と話した。　９日以降、本部での勤務のほか、十和田署に出張、会食した。市は同僚や会食に同席した人ら計２６人が濃厚接触者とみている。県警は「早めに申告すべきだった。感染防止策を継続する」とコメントした。