【一問一答】藤井新棋聖「タイトルホルダーとしてしっかりした将棋を」

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【一問一答】藤井新棋聖「タイトルホルダーとしてしっかりした将棋を」
初タイトル獲得後、笑顔で色紙に「初戴冠」と書き込む藤井聡太新棋聖=16日午後、大阪市福島区の関西将棋会館(撮影・恵守乾)【拡大】

 高校生棋士で後手の藤井聡太七段(17)が、「現役最強」と評される渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=を下し、3勝1敗で初タイトルの棋聖位を獲得。17歳11カ月で史上最年少タイトル獲得の記録を30年ぶりに更新した。 --初タイトル獲得と、最年少記録更新の心境は? 「獲得については実感がないんですけど、とてもうれしく思います。これからタイトルホルダーとしてしっかりした将棋をお見せしなければ」 --五番勝負を振り返って 「シリーズを通して渡辺先生の指し手で勉強になることが非常に多かった。自分自身、成長することができたのかなと思っています」 --新型コロナで対局が約50日できなかったが、再開後の成績は16勝2敗 「しばらく対局は開きましたが、自分自身の将棋を見つめ直すことができたのがよかったのかなと思います」 --昼食のみそ煮込みうどんの理由は? 「あまり深い意味はないんですけど、愛知県の名物でもある。それで結果を出せたのかな」 --過密スケジュールで体調はどうか 「中1日でしたけど、前日に十分休息もとれていい状態。これからも体調管理に気を付けて、いい将棋を指せるようにしたい」 --棋界はAIとの共存期にあるが 「数年前にはソフトとの対局が大きな話題になりましたけど、今は対決の時代を超えて共存の時代に入ったのかなと思う。プレーヤーとしてはソフトを活用することで、より成長できる可能性がある。ファンの方も楽しみの一つにしていただけたら」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【一問一答】藤井新棋聖「タイトルホルダーとしてしっかりした将棋を」