川畑泰史、吉本新喜劇約4カ月半ぶりに再開に「長かった」

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川畑泰史、吉本新喜劇約4カ月半ぶりに再開に「長かった」
劇場公演を再開した吉本新喜劇のメンバーら。左から川畑泰史、末成映薫、浅香あき恵、島田珠代、吉田裕、諸見里大介=大阪市・なんばグランド花月(撮影・林俊志)【拡大】

 吉本新喜劇の公演が17日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で約4カ月半ぶりに再開した。 ●(=歌記号)ホンワカパッパ ホンワカホンワカ~。おなじみのテーマソングが3月1日以来、“笑いの殿堂”に響き渡った。 演目は川畑泰史(53)が座長を務める「スローライフは苦労ライフ!?」。極力“密”になる演出は避けたが、アクリル板やフェイスシールドもなく、出演した座員は20人で通常通りだ。 唯一、いつもと違うのは「ボクの(座長)週はきれいな女の子が出てるとよく言われ、実際(彼女らに)ついつい近づいてしまう。きょうはソーシャルディスタンスを取りやすいメンバーを集めた」こと。 島田珠代(50)が川畑の背後に回って股の間から顔を出す“密”なギャグも「ボクは背が低くて胴が長いから」とソーシャルディスタンスを配慮してのものとか。 この“ぶっちゃけ”には末成映薫(73)、浅香あき恵(63)、島田から一斉にブーイングが上がったものの、座員らには公演再開の喜びがあふれていた。 「長かった。お客さんも拍手で迎えてくれて、今日の舞台に出れたことをうれしく思います」と川畑座長。 末成は「舞台に立てることが、こんなにうれしいとは。仕事がなくてずっと家にいる苦しみときたら。それにしても久しぶりのこの(トレードマークの)カツラ、重いなぁ」と笑わせた。 川畑によると、「新喜劇のメンバーはホントに稽古が嫌い」。しかし、前夜の稽古は「仕事のなかった若手のころ以来、全員が一つになって楽しんでいた」という。 ただ、稽古中は「しばらく、ものを覚える作業をしてなかったから、あした(17日)の昼までに覚えられるかな」と不安になり、「いつもはカリカリしてるけど、自分が間違ったときに恥ずかしいから、極力楽しい雰囲気でやった」ところ、座員の調子も上がった。 座員も、再会初日にかけつけた156人のファンも待ち望んだ復活公演を終えて、「大きい声を出してなかったから、すでにのどが痛い」と苦笑いの川畑。 観客を入れての本公演も週末の金、土、日曜日のみから、毎日開催となり、「全力で新喜劇をやって全力で笑わせます」と宣言した。 吉本は6月19日から感染防止対策を徹底して、観客を入れた劇場公演を再開。今月3日からはNGKで舞台上のアクリル板を撤廃、漫才はセンターマイクでの上演を基本とし、858席中112席だった客席使用制限を404席に緩和している。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 川畑泰史、吉本新喜劇約4カ月半ぶりに再開に「長かった」