夏休みの短縮、教委の95% 公立小中学校で9日間も

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夏休みの短縮、教委の95% 公立小中学校で9日間も
 新型コロナウイルスで公立小中高校などを休校とした全国の1794教育委員会のうち、学習遅れを取り戻すために夏休みの短縮を予定しているのは1710教委で、全体の95%に上ることが17日、文部科学省の調査で分かった。小中学校の夏休みは最も短い教委で9日間、高校では4日間だった。暑い期間に休みが限られ、子どもたちの体調や精神面のケアが一層求められそうだ。 調査は全国の都道府県や市町村の教育委員会を対象に、6月23日時点の状況を聞いた。 休校中に教員らと自宅の子どもがオンラインでつながり、同時双方向型の学習を実施したのは270教委で、15%にとどまった。4月時点の5%からは増えたが、依然として低水準だった。 オンライン学習に必要な端末の整備など「積極的な情報通信技術(ICT)の活用に課題があった」とした教委は86%に上った。 学習遅れを取り戻すため、学校再開後に実施したり、実施を予定したりしている工夫としては、土曜日の活用を挙げたのが339教委で19%、学習内容を来年度以降に繰り越すとしたのは252教委で14%だった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 夏休みの短縮、教委の95% 公立小中学校で9日間も