石原プロ、裕次郎さんに“看板”返還 三十四回忌の日に妻・まき子会長発表

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
石原プロ、裕次郎さんに“看板”返還 三十四回忌の日に妻・まき子会長発表
東京・国立競技場で行われた「裕次郎さん二十三回忌法要」の発表会見に出席した左から舘、渡、まき子さん、神田=2009年撮影【拡大】

 昭和の大スター、石原裕次郎さん(享年52)が設立した石原プロモーションが来年1月16日をもって58年の歴史に幕を下ろすことが17日、発表された。裕次郎さんの三十四回忌であるこの日、妻で会長の石原まき子さん(86)が書面で報告した。故人へ石原プロの“看板”を返還し、来年3月で俳優マネジメント業務を終了する。返還後は石原音楽出版社が版権管理業務を担い、渡哲也(78)はフリーで活動し、舘ひろし(70)、神田正輝(69)は独立、若手は移籍し、石原軍団は解散する。 本紙既報通り、老舗芸能事務所が、58年の歴史に区切りをつける。 裕次郎さんの命日であるこの日、まき子さんが関係各所に手紙を送付し、事務所の創立記念日である来年の1月16日に同社の商号を故人に返還して版権管理業務などを「石原音楽出版社」と「一般社団法人ISHIHARA」が行うと発表。所属俳優については「しっかりと責任をもって対応してまいる所存でございます」とした。 同社の浅野謙治郎専務は本紙の取材に、まき子さんの体力低下や2015年に渡が急性心筋梗塞の手術を受けたことに触れ、返還は17年8月に北海道・小樽の石原裕次郎記念館を閉館後の株主総会や臨時役員会などで熟考を重ねたと明かした。 当初は役員改選時期の来年3月に返還を考えていたが、今冬に入って神田に「創立した1月16日がいいのでは」と提案され、受け入れたという。 今年3月30、31日には社員と俳優の徳重聡(41)、金児憲史(41)ら中堅や若手に経緯を説明。俳優たちの移籍先は各自と話し合いながら探すといい、浅野専務は「俳優マネジメントを終える来年3月31日までに、と思っている。決まる時期は、年内の人もいれば以外の人もいる」と明言。渡、舘、神田との話し合いもこれから行うが、「独り立ちできる人たち」とした。
【続きを読む】

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 石原プロ、裕次郎さんに“看板”返還 三十四回忌の日に妻・まき子会長発表