京アニ放火殺人事件から1年 社長「心は常に仲間と共に」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
京アニ放火殺人事件から1年 社長「心は常に仲間と共に」
追悼式が行われた京都アニメーション第1スタジオの跡地=18日午前10時40分、京都市伏見区【拡大】

 36人が死亡し、33人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件は18日、発生から1年を迎えた。現場となった京都市伏見区の同社第1スタジオ跡地で追悼式が開かれ、遺族85人と京アニ関係者9人が参列。犠牲者を悼み黙とうをささげ、献花した。八田英明社長は「仲間とそのご家族、そして支えてくださる皆さまと心をつなぎ、ゆっくりでも一歩ずつ、進んでいくことを改めて誓います」と再建への決意を語った。 追悼式は、事件が発生した午前10時半に始まり、遺族が弔辞を読み上げた。八田社長は「1年がたとうと私たちは悲しみの中にあります。故人、ご家族に対し、心から哀悼の意を表したい」とあいさつ。「今までも、今も、これからも、心は常に仲間と共にあります」と述べた。 会場前方の祭壇には白い菊の花などが飾られていた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場に消毒液を設置し、検温で37・5度以上の遺族は入場できないようにした。京アニは感染防止のため、ファンらにスタジオ跡地周辺への訪問自粛を求めた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 京アニ放火殺人事件から1年 社長「心は常に仲間と共に」