ひふみん、藤井新棋聖は「天才としか言いようのない見事な勝ちっぷり」

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ひふみん、藤井新棋聖は「天才としか言いようのない見事な勝ちっぷり」
加藤一二三・九段【拡大】

 「ひふみん」の愛称で親しまれる将棋界のレジェンド、加藤一二三・九段(80)が19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。16日に17歳11カ月で最年少タイトルを獲得した現役高校生棋士、藤井聡太新棋聖について言及した。 加藤九段は「まさかこんなに早くタイトルを取るとは思っていなくて」と率直に明かしつつ「今までは藤井さんのことを秀才と言っていた。でも、タイトルを取ったところで、ちょっと俗っぽいけど天才に変わりました。天才としか言いようのない見事な勝ちっぷり」と藤井新棋聖を称えた。 藤井新棋聖が木村一基王位(47)に2連勝中の王位戦七番勝負についても言及。二冠を達成すると将棋連盟の規則で八段昇段が決まることにふれ、その場合は加藤九段が持っている「18歳で八段昇段という僕の大記録を彼が2~3カ月抜くことになる」と語った。「記録は抜かれるためにある」という加藤九段は、悔しくないのかと聞かれると「私が彼と戦って負かされた結果、彼が八段になったらそれは悔しいですよ。だけど、僕のあずかり知らないところで彼が昇っていくっていうんだからおめでたいはなしですよ」と語った。 記録を抜いてほしいかと聞かれると「ほしいとは思いませんよ」と率直に答えつつ「抜かれても、それはそれでありだなと思う。だって、抜かれるのは、今のところは公算大だもん」と胸中を明かした。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ひふみん、藤井新棋聖は「天才としか言いようのない見事な勝ちっぷり」