【特別インタビュー】藤井棋聖が18歳の誓い「自然体で臨む」大好きな将棋さらなる進化を

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【特別インタビュー】藤井棋聖が18歳の誓い「自然体で臨む」大好きな将棋さらなる進化を
笑顔でインタビューに応じる藤井棋聖。18歳の素顔もみせてくれた=20日、東京都新宿区(撮影・川口良介)【拡大】

 将棋の第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)で、今月16日に初タイトルを獲得した高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)が21日、産経新聞のインタビューに応じ、新棋聖として「面白いと思っていただけるよう、よりよい将棋を指したい」と誓った。19日には18歳の誕生日を迎えたが、「今までと変わらず、自然体で臨みたい」と心境を明かした。 --19日に18歳になった 「今までとそんなに変わるとは思いません。自然体で臨みたい」 --新棋聖としては 「近いところで王位戦(七番勝負第3局、8月4~5日)があります。ここまで第1局、第2局で木村先生(一基王位、47)の指し手で勉強になったので、第3局以降にいかしたいなと。師匠(杉本昌隆八段、51)から『竜王戦もがんばってほしい』といわれたので、がんばりたいなと思います」 --王位を獲得するとタイトル獲得2期で、規定で八段に昇格する。さらに最年少で18歳3カ月の記録を更新するが 「知りませんでした(笑)。(記録保持者は)加藤さん(一二三・九段、80)ですか。自分としては全く意識していないですね」 --29連勝を成し遂げた2017年、「自分のピークは18歳から25歳」と語っていたが、その18歳に差し掛かった 「当時は若かったと思います。羽生先生(善治九段、49)が七冠独占を達成したのが25歳。今の自分の感覚としては、ピークは24歳から30歳ぐらいではないかと」 --コロナ禍で対局がなかった4、5月は、どういう取り組みを 「大きく変えたわけじゃない。公式戦の対局があると、それを意識せざるをえない。より時間をかけて自分の将棋を見直すことができたのが、よかったのかな」 --見直した課題は 「自分が負けた対局を振り返ると、中盤でバランスを崩してしまったり、中盤から終盤に差し掛かる局面で指し手を間違えてしまう。そのあたりを改善できればと思いました」
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【特別インタビュー】藤井棋聖が18歳の誓い「自然体で臨む」大好きな将棋さらなる進化を