ＮＨＫ、三浦春馬さん出演番組「せかほし」は継続する方針

　ＮＨＫの正籬聡放送総局長が２２日、東京・渋谷区の同局で定例会見を行い、１８日に急死した俳優、三浦春馬さん（享年３０）を追悼した。　三浦さんは連続テレビ小説「あぐり」（１９９７年）で子役としてデビュー。その後も大河ドラマ「功名が辻」（２００６年）など同局の番組に多数出演しており、「ＮＨＫにとって、ずっと大事にしてきた宝物を失うような感じで残念です」とコメントした。　また、故人が１８年の番組開始からＭＣを務めていた「世界はほしいモノにあふれてる」（木曜後１０・３０）の今後の放送について、制作担当者は生前収録済みの３回分（次回３０日、８月２０日、同２７日）を放送すると説明。その後の放送については「具体的なことは何も決めていない。検討中」としたが、「終了を検討しているわけではない。継続する方向で調整中です」と話した。　最後の収録は死去２日前の今月１６日に行われたが「特段変わったことはなかったと聞いている。スタッフも全員驚いている」と説明した　また、三浦さんが出演しているスペシャルドラマ「太陽の子」（８月１５日、後１・３０）も予定通り放送することを発表した。