米朝まつり開催!桂米團治「この閉塞感を打破するには米朝の力を借りなあかんやろ!」

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米朝まつり開催!桂米團治「この閉塞感を打破するには米朝の力を借りなあかんやろ!」
「米朝まつり」の会見を開いた桂米團治【拡大】

 落語家、桂米團治(61)が22日、大阪市内で落語会「米朝まつり」(8月19~21日=大阪・朝日生命ホール、同30日=大阪・サンケイホールブリーゼ)の取材会を行った。 今年は父で人間国宝の桂米朝さんの死後5年。同落語会は3月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期に。米團治は「こういう状況やから、『やってええんかいな』という声をたくさん受けました。米朝事務所内からもありました」と前置きしたうえで「3月から舞台がなくなって、『この閉塞(へいそく)感を打破するには米朝の力を借りなあかんやろ!』と思いました」と開催に至る経緯を説明した。 30日のサンケイホールブリーゼ公演は912席を半分の456席にして開催。口上や中入りをなくし、1時間40分ほどに短縮した公演とする。午前9時30分からの公演を皮切りにコロナ対策のため、消毒、清掃、換気、入退場に1時間半以上かけるため、最終の4公演目は午後8時開演となる。 さらに同公演は生配信も実施。オンライン落語をすることに米朝さんが生きていたら何と言われるか? と問われると「おそらく、生きてた時代の感覚で言うたら『そんなもんいらんがな』と一蹴だと思うんですが、舞台ができないといったときにひょっとしたら、これ以上のことを考えたかもわかりませんね」と語った。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 米朝まつり開催!桂米團治「この閉塞感を打破するには米朝の力を借りなあかんやろ!」