高速道、一部区間120キロ走行可能へ 8月基準改正、4路線先行

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高速道、一部区間120キロ走行可能へ 8月基準改正、4路線先行
 警察庁は22日、高速道で一定基準を満たす区間の最高規制速度を現行の100キロから120キロへ正式に引き上げる方針を明らかにした。120キロ走行可能な設計となっている全国13路線21区間のうち、東北自動車道(2区間)、常磐道、東関東道、新東名高速道の計4路線5区間、総延長約322キロで先行して運用される見込みだ。大型トラックなどは80キロ規制を続ける。 引き上げに必要な交通規制基準改正を8月にも実施する。地元県警と高速道路会社との調整、県公安委員会の決定、標識整備などが必要で、開始時期は地域で異なる。早ければ東北道の岩手県の区間は基準改正後間もなく、新東名は本年度中にも実現する見通し。残る区間は交通情勢なども踏まえ、片側3車線を優先して今後検討する。 1963年に日本初の高速道である名神高速が開通して以降、最高速度が100キロ超となるのは試行を除き初めて。警察庁は試行で安全面を確認したとしている。利便性向上が期待される一方、重大事故を招く恐れもあり、違反取り締まりの徹底が求められる。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 高速道、一部区間120キロ走行可能へ 8月基準改正、4路線先行